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パインのドライフルーツ完成

初商品化したドライフルーツパインとマンゴーをPRする八重山農林高校アグリフード科の生徒ら=8午後、同校

初商品化したドライフルーツパインとマンゴーをPRする八重山農林高校アグリフード科の生徒ら=8午後、同校

八重農アグリフード科 県内高校で初商品化

 農作物の6次産業化に取り組んでいる八重山農林高校アグリフード科果樹コースの3年生が8日までに、パインのドライフルーツを完成させた。卒業生の生産農家から出荷できずに残ったパインを低価格で購入、加工した。12日の八重農市で販売する。県内の高校でドライフルーツを商品化する取り組みは初めてとなる。

 規格外などの理由で廃棄される農作物を有効活用しようと取り組んでいる加工商品の開発の一環。校内で栽培したマンゴーの売れ残りも活用した。

 パインをカットした後、空気に触れて乾燥させるため、オーブンの扉に隙間を作った状態で約8時間、70度で熱した後、仕上がり具合を見ながら余熱で乾燥させた。砂糖など甘味料を使用しておらず、素材そのままの味を生かした果樹100%のドライフルーツに仕上げた。

 長さ10㌢のスティック状にスライスした「のっぽ」と、一口角の「ごろごろ」の2種類。のっぽは表面に浮き出た糖分の甘味やほのかな酸味を感じ、ごろごろは一粒の中に味が凝縮されてかみ応えがある。

 周囲に試食をしてもらったところ、のっぽは「手に持って食べやすい」と教員にも好評で、ごろごろは生徒間で人気があった。

 マンゴーも切り方の違う「カリカリ」と「しっとり」の2種類を開発した。

 上地このみさん(3年)は「先生にアドバイスされて試しに作ってみたが、思いのほかおいしかった。小腹が空いたときのおやつや、パインは酸っぱ過ぎるという人にもお勧め」、古堅るみさん(同)は「ちょっと疲れて甘いものが欲しくなったときや、さっぱり系なので食後のお口直しにもよいと思う」とPRした。

 取り組みを指導する大嶺隆教諭(50)は「作物の廃棄ゼロに向けて、生徒たちが自ら意識して取り組むことが今後の課題」と期待する。

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