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「川平村の歴史」改訂へ 公民館、古謡の記録保存も

改訂予定の川平村の歴史(右)とデジタル化を進める古謡集

改訂予定の川平村の歴史(右)とデジタル化を進める古謡集

 川平公民館(高嶺善伸館長)は今年度、県の補助を受け1976年に発行された「川平村の歴史」の改訂と、川平村に伝わる「古謡」をデジタル化して記録保存につなげる事業を実施している。書籍については、改訂編纂委員会(高嶺委員長、委員8人)を1日に立ち上げ、加筆や修正箇所を精査。今年度中に改訂本約400部の出版を計画している。

 書籍は、祭りや生活の様子、歴史、文化などが記載され川平村の歴史を知る上で貴重な資料の一つ。

 委員らは発行当初からこれまで村の移り変わりや、国立国語研究所協力事業で収集した川平村の方言記録も改訂版に盛り込む予定。

 古謡の保存は、古謡伝承者の故・南風野英三さんが残したアヨー、ユンタ、ジラバなどを録音したカセットテープをCD化して後世へと残す。高嶺館長によると50曲近く収められ、現代ではあまり耳にすることのない古謡もあるという。

 高嶺館長は、本土移住者が増える川平村で書籍の改訂とテープのデジタル化が、今後の祭祀(さいし)や暮らしの中で重要になることを強調し、「継承することで地域の絆を強くし、村の発展にも寄与できる」と事業の意義について話した。

 今回の事業は、2019年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業に採択され、一括交付金を活用して行っている。

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