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注目された6月定例石垣市議会における与野党…

 注目された6月定例石垣市議会における与野党の論戦を、主権在民の主役である石垣市民はどのように評価するのだろう▼平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案の採決はどうか。配備推進派からすれば「これで良いのだ」と評価、反対派は「否決には納得いかない」ということになろうか。配備の是非を問う市民の明確な意思表示は議会によって奪われてしまった▼議会の一般質問の中で、住民投票を求めた1万4000筆余りの直接請求が市長の実施義務を規定する自治基本条例上いまだ有効とする解釈をめぐり、気になった答弁があった。中山市長は「議会で否決になった時点で署名の効力は消滅した」と否定▼「その判断がおかしいというのであれば住民訴訟なりを起こして、その中で判断するものだ」と答弁した。ただでさえ双方がピリピリしている中、発言はさらなる市民分断を招くように思えて残念というほかない▼市議会が熟議を封じ込め、数の力で押し切るのが当たり前のようになってしまってはいないか。チェック機能が弱まり、単なる市政の追認機関になってはいないか。感覚で真実を見極める大切さを忘れたくはない▼中山市政が掲げる日本一幸せあふれるまちづくりが、一時の言葉だけに終わらないことを切に望みたい。(鬚川修)

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