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石垣市議会 議会解散決議を否決

議会の解散に関する決議案に起立して賛成する議員12人。特例法規定の同意者数に達せず、否決となった=28日午後、本会議場

議会の解散に関する決議案に起立して賛成する議員12人。特例法規定の同意者数に達せず、否決となった=28日午後、本会議場

出席者5分の4達せず 仲間氏、陸自配備問うと提出

 平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、6月定例石垣市議会(平良秀之議長)で28日、仲間均氏が一般質問で「議会が責任を持つべきだ」として計画への賛否を問う選挙を求め、議会の解散動議を提出した。この日の一般質問終了後に、議会の解散に関する特例法に基づく決議が提案、採決され、賛成者が12人と同法が規定する出席者(21人)の5分の4(17人)に達せず、否決となった。

 決議案には仲間氏のほか会派「未来」の箕底用一、後上里厚司両氏の与党3人、野党ら9人が賛成した。自由民主石垣、公明石垣が反対した。

 仲間氏は尖閣諸島に関する質問の最中、「中国は本気で尖閣を取りにきている。今こそ自衛隊が必要である」と述べた後、解散動議を提出した。

 「野党の質問にうんざりだ。市長が悪い、カンムリワシや水がどうたらこうたら。尖閣が乗っ取られようとしているのに、こういう話をしていいのか、住民が決めるのではなく議会が決める。そのために解散して選挙でやり直すべきだ。賛成が多ければ一切、自衛隊のことは言わない。反対が多ければそのようにする」と訴えた。

 動議は、議会運営委員会でこの日に採決されることが与党の多数で決まった。

 否決を受け、仲間氏は「市民にげたを預けるのではなく議会人が責任をもって解散し、陸自配備の是非を問うのが民主主義だ。真っ向勝負しかなかったが、残念でしょうがない」と述べた。

 箕底氏は「争点を明確にした選挙を行うべきだ」、砂川利勝氏は「いつまでも議論を続けるわけにはいかない。はっきりさせたほうがよかった。そのほうがどこに転んでもスムーズにいく」と話した。

 一方、自民会派の砥板芳行氏は「解散する理由にはならない」と指摘、別の議員は「仲間劇場には乗らない」と突き放した。

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