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13日付本紙7面、漫画コミック「空母

 13日付本紙7面、漫画コミック「空母いぶき」における先島の戦争と題する上原秀政氏の投稿を、関心を持って拝読した▼上原氏は投稿で「空母いぶき」の中にリアルに描写された宮古、八重山近未来の戦場の様子を説明。中国軍が与那国島を占領、全島民150人の拘束、宮古空港を爆撃、離島の奪還に向けて「いぶき」と自衛隊が出動し、新石垣空港が臨時の基地として使用されるというあらすじを紹介している▼そして「漫画で描かれているような有事になれば、陸自基地のある島は『標的』、住民は邪魔な『足かせ』にしかならない」と強調。政府が新防衛大綱で示す護衛艦「かが」の空母化と米国製ステルス戦闘機の購入などから「漫画、空母いぶきの世界が一段と現実味を帯びてきた」と語る▼郷土が戦場になると最も犠牲をこうむるのは住民であることを、国内で唯一の地上戦を経験した県民は教訓としている。沖縄戦では県民の4人に1人が犠牲になり、米軍戦史でさえ「ありったけの地獄を一カ所にまとめたような戦闘」と表現したほどの悲惨なものであったからだ▼6月は戦争告発の季節。全戦没者を追悼する6・23「慰霊の日」が近づくと戦争への憎しみが一層わいてくる▼不戦を誓い、平和への道を追求する。それが慰霊の日の願いでもある。(鬚川修)

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