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公害防止協定見直しへ 廃プラ類焼却で意見交換

ごみ焼却施設の延命化と廃プラスチック焼却処分実現に向けた地域住民への説明会。市は理解を得られたとして今後、協定書の見直し作業に入る=13日夜、嵩田地区集会所

ごみ焼却施設の延命化と廃プラスチック焼却処分実現に向けた地域住民への説明会。市は理解を得られたとして今後、協定書の見直し作業に入る=13日夜、嵩田地区集会所

市クリーンセンター

 老朽化が進むクリーンセンター(ごみ焼却施設)の延命化に伴い、廃プラスチック焼却処分を計画している石垣市は13日までに、現施設の建設時に周辺3地区と交わした公害防止協定の変更に向け、名蔵とバラビドー、嵩田で相次いで説明会・意見交換会を行った。協定には「廃プラスチック類は焼却しない」などの項目が盛り込まれているが、市は住民の理解は得られたとしており、今後、各地区代表と協定の見直し作業に入る。2023年度中の設備更新を目指している。

 現施設は1997年に完成。公害の発生防止について市は3地区とそれぞれ協定を結んだ。ダイオキシン発生の原因となるプラスチック類を焼却しない、施設の増設・新設を行わないなどとする内容。

 現施設の老朽化対策として市は、建物自体に20年以上の耐用年数があることから、焼却炉をダイオキシンが排出されない施設に改良して廃プラスチックを燃やすことで38年度までの延命化を図る方針。

 計画では、現施設を継続させながら20年度中に調査・設計を終え、基幹整備事業を21年度から実施。2炉あるうちの1炉を22年度内に、もう1炉を23年度中には完了させる予定だ。

 説明を受けた3地区の住民からは「施設改良は地域住民が安心できるようなものにしてほしい」「ダイオキシンの原因になるので塩素が入っているものは燃やさないでほしい」と安全性の確保を求める声があった。

 ほかに「現在の焼却炉は15年で建て替えると聞いていたが、既に22年目を迎えている」「協定書の中に、次の新しい焼却炉建設のスケジュールまで入れてほしい」など今後の見通しを明示することへの要望や、「子や孫のことを考えるとあいまいなままの協定書では了承できない」などと協定内容の明確化を求める意見もあった。

 説明会を終え、前浜孝始環境課長は「3地区とも理解を得られた。今後は各地区の代表を交えて協定書の見直しに入りたい」と述べた。

  • タグ: 石垣市クリーンセンター公害防止協定
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