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中・西合同が大会12連覇 ユッカヌヒー

「上がり」を制し、舟上から喜びを表現する中・西合同の西組=6日午後、石垣漁港

「上がり」を制し、舟上から喜びを表現する中・西合同の西組=6日午後、石垣漁港

航海安全、豊漁祈る海神祭 精鋭らカイさばき競う

 「ユッカヌヒー」(旧暦5月4日)の6日、漁業者の航海安全と豊漁を祈願する海神祭が郡内各地で行われた。このうち郡内最大規模の石垣市爬龍船競漕大会(同実行委員会主催)は浜崎町の石垣漁港で行われ、精鋭のウミンチュらが力強いカイさばきを競った。本バーリーは東一、東二、中・西合同(中一・中二・西)の3組対抗で行われ、「御願」と「上がり」を制した中・西合同が大会12連覇を果たした。会場には大勢の市民や観光客が訪れ、漁業者の一大祭典を楽しんだ。

 大会は午前8時に舟をそろえる「スネー」で始まった。本バーリー幕開けの「御願」は、最後の折り返しを2位で迎えた中・西合同の中一組が猛烈な追い上げで、1秒22差で逆転優勝。舟の復元力を合わせて競う「転覆」は、東二組が2010年以来、9年ぶりの優勝を飾った。

 最後に勝負を迎えた「上がり」は、西組が最初の折り返しを1位で回り、徐々に後続に差を広げて、昨年に続いて2連覇を飾った。ことしはカイを腰の後ろまでこがないピッチ操法に変更したことが奏功し、2位の東一組に30秒近い大差をつけた。1番エーク(こぎ手)を務めた名嘉貴也さん(24)=市内新川=は「最高。みんなで記録を更新するぞと意気込み、気合とパワーで最後までこぎ続けた」と興奮気味。

 数年前に帰島、本島のハーリーで実践して身に付けたピッチ操法を持ち帰り、組の先輩たちからことしの〝1番〟を任された。

 「自分はまだまだ。後ろにすごい人たちが乗っている。ウミンチュ全員が大漁であるよう願う」と謙虚に語った。

 開会式で上原亀一大会長が「豊じょうの海の恵みに感謝をささげ、航海安全と豊漁を海神に祈願する海の一大祭典」とあいさつ。中・西合同の高宮城圭秀さんが「最後まで力を合わせることを誓う」と宣誓。各組の女性部も踊りを披露、新川、真喜良、八島の3小学校の児童ら計238人もダンスで大会を盛り上げた。結果は次の通り。

 【御願】

 ①中・西合同(中1組)14分06秒78②東1組14分08秒00③東2組14分25秒16

 【転覆】

 ①東2組10分40秒62②東1組10分41秒56③中・西合同(中2組)10分47秒53

 【上り】

 ①中・西合同(西)13分28秒25②東2組13分58秒16③東1組15分14秒60

 【総合】

 ①中・西合同24点②東2組21点③東1組18点

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