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今期パイン、購入早めに 暖冬影響し早熟傾向

サンプルのパインを手に収穫熟度基準を確認する生産農家ら=5日、JA磯辺集出荷場

サンプルのパインを手に収穫熟度基準を確認する生産農家ら=5日、JA磯辺集出荷場

7月中旬ごろ生産終了

 2019年産パイナップルは暖冬の影響で早熟傾向にある。すでにソフトタッチ、ボゴールは収穫・出荷がほぼ終了、5月上旬から始まったハワイ種も例年より20~30日程度早くなっており、7月中旬ごろには今期生産を終える見通しだ。JAおきなわ八重山地区パイン生産部会(盛山信範部会長、80人)では「生育が順調で味も糖度も良い」として早めの購入を呼び掛けている。 

 石垣島地方気象台の観測でも、今冬(2018年12月~19年2月)は、八重山地方の各地の平均気温が平年より2度前後上昇、観測史上最高となった。

 JAによると、5月末現在の出荷量はソフトタッチは15万4785玉で計画16万5670玉の93%に達し、ボゴールは40万7912玉で同40万2790玉を101%とすでに超えた。ハワイ種は3万3097玉で同17万6830玉の19%となっている。

 ハワイ種については、石垣島パインアップル産地協議会(会長・天久朝仁石垣市農政経済課長)が例年7月1日に旬入り宣言を行っているが、今期はこれを待たずにピークを迎えそう。JAの担当者は「こんな状況は初めて」と暖冬による影響に驚く。

 生産部会は5日午後、出荷が本格化するのを前にJA磯辺集出荷場で出荷基準統一を図るための「目揃え会」を開き、収穫する際の熟度基準を徹底して守るよう部会員に求めた。

 盛山部会長は取材に「今期のパインはおととしに植え付けたもの。その間、大きな台風もなく、木自体が非常に順調に育っている。暖冬の影響で例年より20日くらい前倒しの収穫となっているが、味も糖度も良く、ソフトでマイルドな味わいになっている。贈答品として購入を予定している人はなるべく早めに」と話した。

  • タグ: 暖冬パイナップル
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