八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

慶事の義理は欠いても葬儀の義理は欠くな…

 慶事の義理は欠いても葬儀の義理は欠くなという。しかし、こうも知り合いの訃報が多いと、すべてともいかず、付き合いの度合いで遠慮自粛することも▼最近は世間への告知も無く身内だけですませる葬儀もあり、そんな時は、かつて世話になった方だったとしても、あえて顔を出さないよう努めている▼意識の都会化が進む島でも告別式当日または初七日で49日までの法要を繰り上げる家庭が増えてきたことをどう考えたらいいか。近年、地域に見られる葬祭簡素化への取り組みの象徴的な出来事としてとらえるべきなのか。それとも傍からはうかがい知れない家庭事情ゆえなのか▼信仰によっては葬式と遺骨供養のみで後の法要なし仏壇なしの家庭もある。婚礼は神前、葬儀は仏前というのも日本ならではの特色。世間の大多数がそうしているからと葬儀を仏式、神式で行わなければならない理由もないと思うのだが▼仏式では父祖の深刻な声も。没後一、三、七年忌までは私たちがしてあげられると思うが、十三、二十五、三十三年法要は生きていないかも知れずどうしたものか。子どもに託そうにも49日を繰り上げるほどだから、忘れられ、うやむやにされてしまうのではと▼なら、葬儀、後の法要をまとめて執り行う安心完全葬一式を売り出してみたら。(仲間清隆)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム