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5.15平和行進 住民投票条例案否決に抗議

旧県道から一部造成工事の現場を確認する平和行進参加者=15日午後、旧ジュマールゴルフガーデン入り口付近

旧県道から一部造成工事の現場を確認する平和行進参加者=15日午後、旧ジュマールゴルフガーデン入り口付近

陸自造成現場も確認 配備ありきの姿勢糾弾

 復帰47年目の15日、5・15平和行進(同実行委員会主催)が於茂登集落入り口から新栄公園まで約12㌔のコースで行われた。ことしは平得大俣への陸上自衛隊配備計画に焦点を当て、一部で造成工事が行われている旧ジュマールゴルフガーデンの現場を確認、その後の集会で「石垣市議会の住民投票条例案否決により、市民の意思を直接示す機会は得られていない」と抗議する大会宣言を採択した。

 行進は午後1時すぎ、80人余りでスタート。旧ジュマールでは、旧県道から造成工事現場の一部を見た。開南公民館の小林丙次館長が「カンムリワシの営巣が確認されたので重機を使った工事は止まっているが、この状況がいつまで続くか注視している」と報告した。

 行進は、カンムリワシの営巣などに配慮してバラビドー付近までシュプレヒコールを控えた。その後、「住民投票を実施せよ」などと声を上げた。新栄公園に到着するまでには150人(主催者発表)に増えた。

 平和と暮らしを守る八重山地区集会で、上原邦夫実行委員長はメッセージで「1万4000筆もの住民投票を求める声があるにもかかわず、国も市長・市議会も住民の声に耳を貸そうとはしていない」と批判、住民の意思を最大限尊重する地方政治を求めた。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長らが連帯のあいさつをした。

 大会宣言では、陸自配備について「県が昨年10月に施行した環境アセスメントの対象となることを避けるため、(防衛省は)造成工事を前倒しし、強行した。地元4地区住民が反対の意思を示してきたにもかかわらず、その声を聞くことなく配備ありきで進められてきた」と糾弾した。

 ほかに、日米両政府による米軍基地の強化・拡大に強く反対し、米兵の凶悪犯罪を糾弾するとともに日米地位協定を抜本的に改正するよう強く求めている。

  • タグ: 平和行進石垣市議会
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