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去る13日午前、与那国島で午前9時10分…

 去る13日午前、与那国島で午前9時10分までの3時間雨量が276・5㍉という観測史上最大の猛烈な雨が降り、島が水につかった。▼床上浸水9軒、床下浸水18軒が発生。島の道路のいたる所で冠水。通学時に危険があるとして比川小学校が休校、給食が届かず久部良中学校は午後から休校するなど、島の生活が混乱した▼この事態に石垣島気象台が3回にわたり、50年に1度の記録的な大雨として記録的短時間大雨情報を発表。町役場は全世帯に避難勧告を出し、住民2世帯2人が避難した▼気圧の谷の影響で与那国島周辺の大気の状態が不安定になったのが原因のようだ。最大で1時間に109㍉の大雨が降った。人間は80㍉以上で「息苦しくなるような圧迫感がある」「恐怖を感じる」という。それが、109㍉を超えるとなると、想像を絶する雨だ▼新聞各紙に掲載された写真を見ると祖納の県道は冠水。腰の高さ近くまで水位が上がり、まるで川状態。車が水没し、住民も腰までつかりながら移動した。人身被害が出なかったのがせめてもの救いだが、水につかった家屋や家財道具は使えなくなる物も出そうだ▼翌日から天気も回復し、島も普段の姿を取り戻しつつある。だが、被害に遭った世帯には、一日も早い復旧に向け行政の支援も必要だろう。(下野宏一)

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