八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

不登校、過去5年間で最多 市教委、早期対応呼び掛け

不登校児童数

不登校児童数

不登校の要因

兆候ある子どものケアも

 年間欠席日数が30日を超える不登校が石垣市でも増え続けており、2018年度は129人(児童42人、生徒87人)と過去5年間で最多となっていることが、市教育委員会のまとめで分かった。人間関係の悩みのほか、長期休み明けに生活習慣の乱れや宿題をこなせなかった自責などから不登校につながるケースが多い。学校教育課は「1日の欠席でも必ず家庭へ連絡を。子どもたちの少しの変化を見逃さずに声をかけ、早期発見、早期対応を」(髙原直樹生徒指導主事)と各校に呼び掛けている。

 市教委によると、不登校の原因は、小学校では無気力によるもの、人間関係など情緒不安によるものが多い。中学生では、情緒不安に加え、複合的なものが多いのが特徴となっている。

 ただ、原因の調査については、判断基準の統一化が十分ではなく分類も大まかとなっているため、市教委は今後、不安の原因を種類別に分類するなど調査方法の精度を高めていく考え。

 沖縄県八重山教育事務所によると、欠席日数が30日未満だが、不登校につながる可能性のある10日以上の欠席がある児童生徒も不登校と同数程度いる。

 青少年センターの砂川栄秀所長は「欠席日数がたとえば年間20日の状態が継続すれば6年間で120日となり、学習の遅れは相当なもの。小学校ではなんとか踏ん張って登校してきた子たちが、中学校にあがった時、つまづきをきっかけに不登校につながる場合も多い」として、不登校の兆候のある子どもたちを早期にケアする重要性を指摘する。

 同センターは不登校の未然防止や早期発見に向け、18年度からスクールライフサポーターを特定の小中学校に派遣。登校しない児童生徒の家庭訪問をしたり、登校しても教室に入れない生徒の居場所をつくったりする支援を展開している。

  • タグ: 不登校ケア
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    関連するニュース

    ページ移動

    キーワード検索フォーム