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カンムリワシを放鳥 富野小中の正門前で輪禍

交通事故から回復し放鳥されたカンムリワシ「トミージュニア」=8日午前、富野小中学校裏の畑(環境省石垣自然保護管事務所提供)

交通事故から回復し放鳥されたカンムリワシ「トミージュニア」=8日午前、富野小中学校裏の畑(環境省石垣自然保護管事務所提供)

カンムリワシ事故件数

治療を終えて回復 事故防止で安全運転呼び掛け

 今年1月16日に石垣市桴海の富野小中学校正門前で交通事故に遭い石垣自然保護管事務所に保護されたカンムリワシは、治療とリハビリを終え、8日午前、同校裏の畑で放鳥された。2019年の石垣島でのカンムリワシ交通事故は今回で3件目、このうち放鳥は今回が初。

 同カンムリワシは体重840㌘、全長52㌢の成鳥で、交通事故で右目を失明している。富野小中学校の児童生徒により「トミージュニア」と名付けられた。左足にPの文字が書かれた黒のカラーリングを装着している。同カンムリワシの目撃情報は保護活動のために活用される。見かけた際はカンムリワシリサーチ(080|6496|6162)まで。

 同事務所によると、近年は死に至る交通事故が増加している上、カンムリワシは春から夏にかけて抱卵、育雛、巣立ちを迎えるため、道路沿いの採餌を目的とした出現頻度が高まり、今後さらなる輪禍が懸念されるという。

 同事務所は「最も効果的な交通事故防止対策は、運転手が法定速度を守り、野生動物の飛び出しに注意を払うこと」とし、特にカンムリワシが多く確認される道路区間の早朝や夕暮れは、急な飛び出しがあっても事故を回避できる速度で運転するよう協力を呼び掛けている。

 石垣島でカンムリワシの傷病個体や死骸を発見した場合は、同事務所(82|4768)や市文化財課(83|7269)、西表島では西表自然保護管事務所(85|5581)まで。

  • タグ: カンムリワシ自然保護
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