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北部地区に移動販売車

北部地区で移動販売や買い物代行などを行う移動冷蔵冷凍販売車「HOBO(ホーボー)」を利用する地域住民ら=7日午後、石垣市久宇良

北部地区で移動販売や買い物代行などを行う移動冷蔵冷凍販売車「HOBO(ホーボー)」を利用する地域住民ら=7日午後、石垣市久宇良

農村集落活性化協 負担軽減「ありがたい」

 商店が少ない石垣市北部地区で移動販売や買い物代行などを担う移動冷蔵冷凍販売車「HOBO(ホーボー)」が7日、本格稼働を開始した。石垣市北部農村集落活性化協議会(我喜屋隆会長)が運営し、火曜と金曜の午後、伊原間、明石、久宇良、平久保、平野の各公民館や訪問販売を希望する住宅を巡回。生鮮食品や日用品、明石直売所の野菜などを販売する。会費月500円で事前注文を受け市街地の買い物も代行する。地域住民の買い物負担の軽減、地域高齢者の見守りなどの機能が期待される。

 運転は地域おこし協力隊の青木省悟さん(38)=伊原間=が担当し、燃料、人件費などは、同協力隊の活動費が充てられる。同協議会が国から5カ年計画で交付を受けている補助金と、青木さんの任期が本年度で終了するため、来年度以降のHOBOの運行継続のためには、協議会単独での運営費用捻出が課題となる。

 普段はバスで市街地へ行き買い物をしているという久宇良の女性(83)は同日午後、同公民館を訪れたHOBOで袋いっぱいに野菜や豆腐などを買い「大根や米など重たいものは持てないので、バスでは買いに行けない。訪問販売はとてもありがたい」と語った。同地域の森田由利さん(69)は「私はまだ車を運転できるから街に出られるが、できなくなる日も目の前のはず。とても良いシステムだと思う。何とか続けてほしい」と継続を願った。

 同協議会は、2018年度石垣市小さな拠点づくり推進事業補助金を活用して230万円で車両を購入。「HOBO」の名前の由来は「あちこち」という意味の「方々(ほうぼう)」。今後、北部地域の売店や、市内の米屋、豆腐屋などとの連携も検討している。

 同日午前に石垣市役所駐車場で行われた出発式で、我喜屋会長は「この事業をいかに継続していけるのか大変責任を感じる」とあいさつ、中山義隆石垣市長は「HOBOが新たに移住定住を促進し、北部が賑わい、石垣市の発展につながってほしい」と期待した。

運行時間

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