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風薫る五月、30年の歴史を刻んだ「平成」…

 風薫る五月、30年の歴史を刻んだ「平成」から元号が変わり、「令和」新時代がスタートした▼それぞれにとって、平成という時代はどうであったのか。洋の東西を問わず、終わりを告げた一つの時代に、一抹の感傷があって当然であろう▼新しい時代の幕開け。いつもの年より、期待と不安が複雑に交錯するのもこうした節目の年だからだと思う。新たな歴史の出発点において、令和の時代に求められるものは何なのだろう▼私たちが暮らす地球は今、オゾン層破壊、温暖化、海洋汚染などにより危機的な状況にあると言われる。国境を越えた地球規模の連帯が重要だと分かっていても、解決には難題が山積する。いくら叫んでも叫びすぎることはない平和もしかりである▼戦後の冷戦時代から得た教訓は、考え方も価値観も体制も、まったく異なる相手を認め合うことの大切さであった。これが緊張を解きほぐす出発点となり、終結へと導いた。平成の時代に戦争のない平和を維持できたのは、生きのびるという人類の未来を自覚したからではないだろうか▼取り返しのつかない負の歴史をつくらないためにも、自然があふれる心豊かな郷土、平和を守るという誇りを、自発的に動いて感じとる。令和の時代は、地球市民として君はどう生きるかがなお一層問われよう。(鬚川修)

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