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現代は物余り、飽食の時代と呼ばれ、まだ使える物が…

 現代は物余り、飽食の時代と呼ばれ、まだ使える物が捨てられ、食べられる物が廃棄されている▼環境省が発表した国内の2016年度の食品廃棄物等は年間2759万㌧。このうち本来食べられるのに捨てられた食品ロスは643万㌧。一人1日茶わん1杯分の食品を捨てている計算になるという。飢餓に苦しみ、食べたくても食べる物がない国がある中、やるせない実態だ▼食品ロスの約半分が家庭で発生するという。食事の際の食べ残しに、傷んだ食材の廃棄。買いすぎ、作りすぎの結果だ。同様に飲食店のバイキングや食べ放題などでついつい余分に取り、結果的に余らせた経験がある人は多いことだろう。「使い切り」、「食べ切り」が鉄則だ▼販売される食品には「賞味期限」と「消費期限」の二つの表記がある。おいしく食べられる期限と安全に食べられる期限のことだ▼さすがに消費期限切れは食べるのをちゅうちょするが、賞味期限切れは、一定期間は大丈夫そう。食品ロスをなくすためスーパーなどでも賞味期限が切れそうな商品の値下げ販売や、同様な食品を専門に激安販売する店が出るなど、業界でも取り組みが広がっている▼世界が認めた日本の「もったいない」精神で、一人一人が日々の暮らしの中で減らす努力が必要だろう。(下野宏一)

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