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複合型福祉施設を来月着工 竹富町

波照間複合型福祉施設の完成模型。右が新築する幼稚園と福祉施設部分(竹富町福祉支援課提供)

波照間複合型福祉施設の完成模型。右が新築する幼稚園と福祉施設部分(竹富町福祉支援課提供)

波照間から順次整備へ
地域の保育福祉を支援

 竹富町は保育所、幼稚園、高齢者福祉施設を兼ね備えた「波照間複合型福祉施設」を来月中旬、波照間で着工する予定で工期は2020年1月末まで。供用開始は同年4月を予定している。地域の保育・福祉支援を目的に、町が各島で計画する「複合型福祉施設」の第1弾として、次世代交流・子育て支援の場として期待が寄せられている。町では今後、同施設整備を今年度中に西表大原で着工、次年度以降、小浜、竹富、西表上原、黒島で順次、整備する方針。

 施設は、既存の波照間保育所に建物を隣接させ、2棟で構成。新築する幼稚園と福祉施設部分は鉄筋コンクリート造り平屋建て、延べ床面積547平方㍍。将来的に幼保連携型認定こども園の認定を受けられるようにトイレやシャワー室、厨房(ちゅうぼう)、一時預かり室、保育室、遊戯室、多目的ホール、子育て支援室などを整備する。

 総事業費は2億4498万円。このうち、建築2億4497万円、設備4104万円、管理756万円。文科省予算と一括交付金の特別枠で予算措置した。

 町は、保育・福祉施設を一体型にすることで費用対効果を見込み、波照間の施設が町内のモデルケースになるよう重点を置く。

 町内の保育所は、乳幼児の受け入れ対象年齢が2歳児以上となっている。現状を踏まえ、新さとみ福祉支援課長は「0~1歳の乳幼児と保護者も集える場所、地域の高齢者と交流できる場所になってほしい」と施設の充実に期待した。

 一方、住民の中には、認定こども園に移行すると思い込んでいる保護者もおり、新課長は「認定こども園に移行できるよう建物は整うが、問題は保育士や調理師などの人材が不足している。まずは、人材を増やして認可保育園を目指したい」と話した。

 波照間で幼稚園と保育所に子どもを通園させる冨底唯さん(34)は「子どもたちが在籍する間には完成しないと思っていた。島には遊具がないので、子どもたちが遊べて休むことのできる遊具やベンチも作ってほしい」と要望した。

  • タグ: 竹富町保育・福祉支援
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