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無理・無駄・見栄をなくそう

葬祭の簡素化を推進
大浜や宮良など一律1000円、香典返しなし
「無理、無駄、見栄(3M)を省く葬祭の簡素化」を推進しようと、石垣市婦人連合会(桃原由紀子会長)が中心となり、市老人クラブ連合会や市自治公民館連絡協議会、有識者を交えた推進準備委員会を先月発足させた。葬祭の簡素化については長年、各団体でも浮上しては消え、なかなか実現できない懸案事項。石婦連では特に4カ字公民館や単位老人会とも連携し、共通認識で足並みをそろえていくことの必要性を訴えている。 石婦連では、生活学校運動でも1987年ごろから「葬祭の簡素化」について問題提起し、さまざまな取り組みを行ってきた。しかし役員の交代等で継続できず、さらに「皆がやってることだから」と、地域に根ざす慣例をなかなか打ち破ることは難しく、幾度となくおざなりにされてきた。 しかし年金や恩給で生活する高齢者世帯や低所得家庭にとって、葬祭にかかる費用は生活にのしかかる大きな問題であり、改善を望む声は多い。 市内41の自治公民館で組織する石公連でも、毎年の活動計画に「冠婚葬祭の簡素化、生活の合理化運動の積極的な推進」の項目を掲げているが、具体的な実践方法や、決議されるまでにはいたってないのが現状。 大浜、宮良、白保、伊野田地区などでは、葬儀は一律1000円、香典返しはなく、お礼状のみ。七・七忌や年忌法要も1000円で、お返しの廃止、出し物は茶菓子程度とすることなどが、ずいぶん徹底されているという。 そのため「地域により格差はあるだろうが、公民館がある程度の規定を定めてくれたら実践できるのではないか」という声や、「ひと昔前に比べ生活体系や世代も変わってきているので、今ならできるのではないか」との意見も聞かれる。 桃原会長は「各単婦会員からも切実な問題として改善を望む声は多い。各団体と連携して集中的に取り組み、任期中にはめどをつけたい」と話す。 石婦連では今後、各単婦役員や4カ字の公民館長をはじめ、教育行政や福祉関係団体等を交えた推進委員会を2月に結成し、まずは葬祭の部門から具現化を目指して協議を進めていく計画であり、ぜひ関係各団体と連携して実現してほしい課題だ。

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