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言い逃れでしかない。先ごろ発覚した宮古島

 言い逃れでしかない。先ごろ発覚した宮古島陸自駐屯地の「ミサイル隠し」弾薬保管問題である。岩屋防衛大臣が宮古島市長と住民代表らに陳謝する事態に発展した▼防衛局は住民に「千代田駐屯地に弾薬は保管しない。保良地区に整備する保管庫に」と説明しながら、実際には千代田の駐屯地に搬入していた▼「軍の論理」からすれば、当然そうなるだろう。警備部隊が発足したのに武器弾薬を持たない「丸腰」では抑止力になり得ない。岩屋大臣は「弾薬はすでに島外搬出した」と説明したが、誰も確認できない。その「丸腰部隊」を「我が国防衛の最前線」などと強調されても信用できるだろうか▼辺野古では「マヨネーズ状」という軟弱地盤の存在が明らかとなり、施工実績も作業船もないのに根拠のない言い逃れを続けて工事を止めようとしない▼平得大俣には弾薬保管庫が4棟計画されている。当然のごとくミサイルや弾薬が搬入され、危険と隣り合わせの暮らしが始まる▼着工後に初めて実現した住民と中山市長の面談。住民投票実施の要望に背を向け、「3年待てない」アセス逃れと南西諸島要塞(ようさい)化の軍の論理に寄り添う。向き合い、寄り添う相手が違うのだ。ならば2択で民意の確認を。いずれにせよ言い逃れできない答えが出る。決めるべき時は今だ。(慶田盛伸)

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