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陸自配備 造成範囲を順次拡大へ

沖縄防衛局が造成工事を予定している旧ジュマールゴルフガーデン。一部で掘削の現場が確認できる=13日午前

沖縄防衛局が造成工事を予定している旧ジュマールゴルフガーデン。一部で掘削の現場が確認できる=13日午前

工事着手から1カ月 配備計画賛否問う
住民投票条例案審議に注目

 石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、進入路となる0・5㌶で沖縄防衛局が造成工事に着手してから1カ月が過ぎた。小型無人機で13日、上空から確認したところ、掘削した跡と赤土流出防止対策用のブルーシートが見られた。同局は3月までに進入路以外に6件の造成工事の発注を終えた。7件の造成工事はすべて来年12月25日の工期となっており、同局は準備が整い次第、造成の範囲を順次拡大していく予定だ。

 全体の予定地は約46㌶で民有地と市有地が半々。防衛局は旧ジュマールゴルフガーデン13㌶を取得・賃借しており、進入路を確保するため、0・5㌶で2月28日に仮設安全柵と土のうの設置を始め、3月5日に造成にかかる掘削工事を開始した。

 旧ジュマール用地には隊庁舎3棟、弾薬庫4棟など施設が配置される予定。一方、防衛局が取得を予定する市有地は約22・4㌶で主に訓練場となっている。防衛局は市と調整しており、中山義隆市長がどのタイミングで議会に提案するかが今後の焦点となる。

 同計画の賛否を問う住民投票条例案は市議会特別委員会(長山家康委員長、10人)で審議が行われており、早ければ今月中、遅くとも5月中には結論が出る見通し。

 旧ジュマールの出入り口付近には反対、賛成ののぼり旗や横断幕が設置されており、それぞれ「市有地に軍事基地はいらない」「NOミサイル基地」「石垣島に自衛隊配備を!『備えあれば憂いなし』」「自衛隊配備推進」と訴えている。

 反対住民らは県道近くに台を置き、出入りするダンプカーを数えたり、写真に収めたりするなど監視に努めている。13日午前、監視に当たった女性は「ダンプが何十台も出入りするのを見ていると胸が痛い」と話した。

  • タグ: 陸上自衛隊配備計画
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