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平成から改まる新しい時代の元号が「令和(れいわ)」に…

 平成から改まる新しい時代の元号が「令和(れいわ)」に決まった▼出典は現存する日本最古の歌集である「万葉集」であり、日本古典からの引用は確認できる限り初めて▼「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つとの意味がある。会見で安倍晋三首相は「日本の国柄をしっかりと次の時代へ引き継ぎ、日本人がそれぞれの花を咲かせることができる日本でありたいとの願いを込めた」と説明した▼新元号を「きれいな響き」「分かりやすい」と評価する声がある一方で、戦争の時代だった「昭和」に続き、「和」が短い間隔で採用されたことや、現代人にとって「令」という字が「命令」や国民を律する「規則」とのイメージなどから違和感を覚えるという識者も少なくない▼奈良時代の歌集である万葉集を安倍首相は「当時の人々の息遣いが聞こえる」と説明。「政治において、あらゆる方々の声に耳を傾けていく姿勢が当然求められる」と語ったが、沖縄にとってこの言葉はむなしく聞こえる▼平成という一つの時代の終わりを経て、私たちの生活はどう変化していくのか。5月1日から始まる「令和」新時代。万葉人のように自然や季節の移ろいに心を寄せ、平和に過ごせるのか。原点に立ち返るという意味でも楽しみであり、期待である。(鬚川修)

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