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今も時々、野球の夢を見る。主に打撃の…

 今も時々、野球の夢を見る。主に打撃の場面である。野球部に所属していた中学校を卒業した後、社会人野球をしていた一時期を除いて遠ざかっているのに、脳に残る記憶が顔をのぞかせるのだろう▼1985年7月。中学最後の県中学野球大会で、わが石垣中は2回戦で宮古代表の平良中と対戦した。3ー4と1点リードされて迎えた最終七回裏の攻撃。2死無塁から3番が左中間に特大の三塁打を放ち、同点の好機で打席に立った▼初球の直球を見逃し、変化球で追い込まれると、高めのボール気味の直球に手が出て空振り三振、ゲームセット▼初球は甘かった。でも、手が出なかった。2死になった時点で半ば諦めていた。勢いに乗れなかった。気後れ。メンタルの弱さ。気持ちで負けていた。あの1球がすべてだった。その後、思い出す度に後悔の念に駆られた▼ことし2月、同級生の友人に誘われて社会人野球を再開した。鈍っている身には攻守交代の移動だけでもきつい。筋力がないのでバットも短め。センターから右を意識している▼中学時代のあの経験から気持ちで負けないよう、とにかく初球から積極的に、と決めている。半ば義務を課している。ヒットも出ているし、今のところ調子がいい。試合後、数日間は筋肉痛に悩まされるが、それも心地よい。(比嘉盛友)

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