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いじめ小学校で3025件

2018年度の市内のいじめ問題について情報を共有する石垣市いじめ問題対策連絡協議会の委員ら=26日午後、石垣市教育委員会2階ホール

2018年度の市内のいじめ問題について情報を共有する石垣市いじめ問題対策連絡協議会の委員ら=26日午後、石垣市教育委員会2階ホール

対前年比で1272件増
市教委問題対策協で報告

 石垣市教育委員会(石垣安志教育長)は26日、2階ホールで開いた2018年度第2回いじめ問題対策連絡協議会(小浜美佐子会長)で、2月末現在のいじめ認知件数を報告した。小学校で3025件(前年比1272件増)、中学校で38件(同12件増)となっているが、不登校になるなどの深刻な事態が把握されておらず、委員から「これが把握できないと、深刻な事態を防ぐことは厳しい」との指摘があった。

 認知件数のうち、認知から3カ月間の経過観察後、被害者本人が「いじめは無くなった」と認めた「いじめの解消」は小学校で1288件(同529件増)、中学校で5件(同7件増)だった。

 いじめの事例は、小学校で▽集団で無視される▽悪口を言われる▽強引に「一緒に帰ろう」と誘われる―など。中学校で▽集団で悪口、嫌みを言われる▽ロッカーの上に座っている時に足を引っ張られ、床に落とされる▽腹部を蹴られる—など。

 このうち、学校を休みがちになって学校側が市教委に相談した案件が小学校で3件、中学校で1件だったことが市教委への取材で分かった。いずれも主に言葉の暴力によるもの。市教委は現状を確認するとともに、学校にアドバイスするなど支援を継続している。

 委員から「人身の安全保護を優先に、ケースごとに危険度のランク付けを行い、早急に対応するべき事案には迅速に対応できる体制をつくるべきだ」との要望があった。

 市教委は取材に「いじめの実態を把握するべくどこの学校も努めているが、子どもへの確認は簡単な作業ではない上、教員は業務量が多く、厳しい状況」と話した。

  • タグ: いじめ
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