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八重山病院線の運行継続 東運輸が4月以降

八重山病院試験運行期間の利用実績

八重山病院試験運行期間の利用実績

市が赤字分を全額補助 真喜良方面延長経路も計画

 東運輸㈱が昨年12月から3カ月間、試験運行を実施した八重山病院線の赤字額が全体で約100万円前後に上ることが25日までに分かった。半額の約50万円は市が補填(ほてん)する。乗車率の伸び悩みで今後の運行継続が心配されたが、4月以降も市が赤字分の全額を補助することで運行を継続することが決まった。同社は、地域住民の要望に応えるため経路を市街地西側の真喜良方面に延ばす計画を進めており、4月5日開催の市地域公共交通協議会で承認を目指す。

 同線は当初、1便当たりの平均乗客数を12人に設定していたが、診療日の平日で12月4・2人、1月3・8人、2月3・7人。土日・祝日は1人~1・2人とさらに少なく、目標を大幅に下回り赤字が膨らんだ。

 月別の利用人数は12月663人。1月574人、2月454人。

 同協議会事務局の市商工振興課によると、乗客の9割以上が県立八重山病院で下車し、午前中の乗車が目立った。1割は買い物目的など。

 市は、2019年度の当初予算に同線を補助するため単費で370万円を組んだほか、生活路線の維持に向け国や県の補助の活用も検討する。

 現在、市街地の西側には川平リゾート線が通るが、便数は限られ乗客も観光客がほとんど。東運輸は利用頻度を見越して、今後、真喜良方面を経由後、同病院で折り返す経路を計画。同社担当者は八重山毎日新聞の取材に「地域から声も出ていたので、多くの方に利用してもらえるよう経路を見直した」と説明。 

 同課の担当者は「何とか継続できるよう支援しているので、八重山病院の職員にも利用してもらい乗車率を上げたい」と呼び掛けた。

  • タグ: 東運輸八重山病院線
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