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「預かり保育中止」を撤回 与那国町議会一般質問

3園実施、課題検証が必要
町営バス運行時間帯改善

 【与那国】3月定例与那国町議会(前西原武三議長)一般質問最終日は20日、崎元俊男、金城信利、嵩西茂則、崎原敏功の4氏が登壇した。町教育委員会が昨年7月から、ひかわ幼稚園で試験的に行っていた預かり保育の3月末での中止を同園に通達していたことが分かった。質問者の嵩西氏は継続を望む地域や学校側の意見を交えながら「事前説明もなく、急に終了することで利用している親が困っている。預かり保育があるから比川に移住する家族もいる」と訴えた。外間守吉町長は「継続できる方向で検討したい」と行政判断を撤回する意向を示した。

 町教育委員会は、ひかわ幼稚園を対象に昨年7月11日からことし3月31日まで試験的に預かり保育を実施。同幼稚園の実施状況を検証後、よなぐにと、くぶら両幼稚園にも拡大する方針を示していた。

 現在は外部から保育支援員を配置。通園する園児12人中8人が利用。料金は月額3000円だが、中止理由を村本浩利町教育委員会総務課長は「廃止ではなく課題があり、これを踏まえて3月末でいったん終了する。3園実施には課題を検証する時間がほしい」と述べるにとどめた。

 昨年11月に3幼稚園の保護者に預かり保育のニーズを把握するアンケートについて報告した南風原弘明長寿福祉課長は「ほぼ100%の回答率で、各地区の保護者が預かり保育を要望する声が多数だった」と答弁した。

 嵩西氏は「保護者の意見を取り入れて再検討後、早急に説明してほしい」と求めた。

 改元記念企画として平成最後の夕日を望むイベントについて金城氏は、昨年3月に天皇、皇后両陛下が与那国を初めて訪問したことから、新元号を迎える前日の4月30日に久部良中学校運動場での開催を提案。

 上地常夫総務課長は「4月30日に与那国をアピールするイベントは当初予算で計上されているが内容は調整が必要。イベントはしっかりと実施したい」と答えた。

 崎元氏が指摘した町営バスの運営について小嶺長典企画財政課長は「バス対策会議で時間帯の改正承認を受け、4月1日から比川と久部良回りで乗車が可能」と改善点を述べた。

 

 ■教育長人事案件見送り 与党調整ならず

 【与那国】3月定例町議会は20日で閉会し、今定例会で不在が続いている教育長の人事同意案件を提案する予定だった外間守吉町長は「与党内で(人選などの)確認ができていないので提案は見送った」と取材に答えた。

 教育長は2017年6月に前教育長が任期満了で退任後、不在が続き、人選をめぐって外間町長と野党が対立。今定例会前に外間町長が提案の動きを見せていたが、案件を取り下げた。

 外間町長は「与党議員内で調整しながら進めたい。人選が固まれば臨時議会を開く考えもあり、6月議会までには決めたい」と述べた。

  • タグ: 与那国町議会
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