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新庁舎建設の質問相次ぐ 3月定例与那国町議会

一般質問に4氏が登壇

 【与那国】3月定例与那国町議会(前西原武三議長)は19日から一般質問に入り、与那原繁、與那覇英作、杉本英貴、田里千代基の4氏が登壇した。町が祖納地区東側へ計画している新庁舎建設に質問が相次ぎ、住民要望に沿って新築移転する用地選定の再検討や現地建て替えを求めた。一方、職員定数の未充足で空港課正規職員4人の時間外労働が月平均40~50時間となり、時間外勤務手当が月平均15~20万円に上っていることが分かった。2018年度で総額約700万円の同手当が支出され、人手不足による町の財政圧迫が懸念されている。田里氏への答弁。

 新庁舎建設については与那原、杉本、田里の3氏が質問。2月下旬に町が開いた住民説明会を踏まえ、町民と用地選定の具体的な議論がされていないことを指摘しながら、「町民から今の計画地では納得しない意見がある。住民投票とは言わないが、候補地の賛否を問うアンケートを行ってほしい」(与那原氏)、「現地建て替えを要望する町民も多い。建物を高層化させ、地域の空洞化を避けてほしい」と求めた。

 町は26日に町保健センターで2回目の住民説明会を予定し、現在の計画用地に決まった経緯を中心に説明する方針。上地常夫総務課長は「これまで検討部会、検討委員会で審議され、住民アンケートも実施した。人口分布や庁舎の安全性、津波浸水被害を避けられる場所であり、住民にご理解いただきたいと考えている」と述べ、外間守吉町長は「いろいろな意見があるが、この場所がベター。町民へは一つ一つ丁寧に説明したい」と答えた。

 田里氏が質問した町空港課職員の勤務体制で現在は正規職員6人のうち、課長と再雇用を除く4人で与那国空港の管理、灯火、消防業務をシフト制で対応。嘱託と賃金職員も在籍しているが、定数9人の正規職員数は充足していない。

 全体の職員数も定数88人に対して、70人(ことし4月1日現在)と18人少ない現状もあり、空港職員の実態に田里氏は「これは異常。速やかに改善すべきだ」と求めた。

 外間町長は「厳しい状況は存じ上げている。一部業務の民間委託なども考えながら対応したい」と答えた。

  • タグ: 与那国町議会
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