八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

竹富町議会 緊防債、20年末までに申請

3月定例会一般質問 支所計画「遅れ」指摘も

 3月定例竹富町議会(新田長男議長)の一般質問初日は18日に行われ、大久研一、三盛克美、山盛力、渡久山康秀の4氏が登壇した。4氏が取り上げた町役場移転計画について執行部は、西表大原の本庁舎建設工事での活用を目指す緊急防災減災事業債(緊防債)について、申請書類の提出期限を2020年末までとし、期限内に県へ必要資料を提出する方針を示した。適用されれば事業債の70%が地方交付税として戻ってくる。(9面に質問要旨)

 通事太一郎政策推進課長は、駐車場や外構などの工事が一部対象外になるとして「建物の設計図ができた段階で事業債対象の金額が何割か決まってくる」と述べた。町は現在、県とヒアリングを重ね、申請書類の準備を行っている。

 石垣支所建設用地が決定していないことについては、近隣施設と民間用地の取得や賃貸の交渉を進めていることを明らかにした。山盛氏は「計画が大幅に遅れている」と追及した。

 大原の本庁舎に職員3分の2にあたる人員を配置する基本方針案について大久氏は「全町民のサービス向上を考えると、石垣支所との人員数が逆転すると思う」と述べ、石垣支所の人員を確保する必要性を訴えた。

 石垣支所建設地への石垣市港湾計画の影響を懸念する声もあったが、通事課長は「現庁舎の建つ場所は商業地域。港湾計画とは分離され、影響はないと考える」と否定した。

 町は2019年度に石垣支所完成・移転、21年度中に大原の本庁舎の供用開始を目指している。

■ヘリポート、継続運用で要請行動へ

 急患輸送など喫緊の課題

 石垣市消防本部に隣接し、竹富町の離島の急患輸送時に使用されている真栄里ヘリポートの継続運用について、西大舛髙旬町長は18日、「緊急を要する喫緊の課題。町村会、離島振興議長会も含めた取り組みとして、強力な要請行動をしようと話し合っている」と考えを示した。大久研一氏の一般質問に答えた。

 ヘリポートを管理する石垣市は、将来的に同ヘリポートの運用を新石垣空港に移行する方針を示しており、大久氏は「町として移設ありきでいいのか」とただした。

 同へリポートの急患搬送に関連する石垣市、竹富町、与那国町、多良間村、第十一管区石垣航空基地、八重山病院の全体協議は開かれておらず、今後、包括的な対応が求められそうだ。

 東金嶺肇防災危機管理課長は「移設決定とは直接聞いていないが、現段階で石垣市はそのような考え方」と述べた。

 西大舛町長はヘリポート設置のいきさつに触れ、「緊急だからこそ病院の近くにヘリポートを置いている」とその必要性を強調した。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム