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希望胸に450人 未来へ一歩 八重山 県立3高校で卒業式

在校生や保護者らがつくる花道を笑顔で通り抜ける八重山商工高校の卒業生=1日午後、同校

在校生や保護者らがつくる花道を笑顔で通り抜ける八重山商工高校の卒業生=1日午後、同校

 県立高校の卒業式が1日、各校で行われ、八重山高校、八重山商工高校(定時制含む)、八重山農林高校の計450人が誇りと希望を胸に、新たな未来への第一歩を踏み出した。各校では、保護者や在校生らが体育館から校門まで花道を作り、記念撮影をしたり、花束を渡したりして卒業生を祝福。たくさんの思い出をかみしめながら、卒業生を送り出した。(9面に表彰者)

 このうち八重山商工高校(新城英人校長)は午前10時から同校体育館で第50回卒業式を行い、男子63人、女子50人の計113人に卒業証書が授与された。

 新城校長は▽可能性を信じて挑戦する▽最後まで諦めずに粘り抜く▽感謝する習慣を身に付ける|の三つの心がけをはなむけとして贈り、「いよいよ旅立ちの時。卒業生一人一人の栄光の未来を祝し、大いなる活躍を期待する」と式辞。波照間忠PTA会長は「皆さんの進路はさまざまだが、今後も失敗を恐れずに全力で取り組んでほしい」と祝辞を述べた。

 仲本長尚(まさのり)生徒会長(2年)は「先輩方はどんな困難にも立ち向かっていけると信じている。ともに過ごした仲間や後輩、先生方、家族が先輩方を応援している。先輩方が誇れる学校であり続けたい」と送辞。卒業生代表の仲里稔樹君が3年間の思い出に触れながら、「常に支えてくれた両親、地域の皆さま、先生方、ともに過ごした仲間たちに感謝し、学んだ事を忘れることなく、それぞれの道へ新たな一歩を踏み出していく」と誓った。

 式後は生徒会主催の祝賀セレモニーもあり、郷土芸能部の部員や教職員らによる舞踊「鷲ぬ鳥節」のほか、在校生や離任した教諭らの応援メッセージを収めたビデオレターが披露された。卒業生は「オワリはじまり」を肩を組んで歌い上げ、最後は思い出の詰まった制服の上着を投げて、ともに卒業を祝った。

 卒業後は島根県内の専門学校に進学する東江郁哉君(情報技術科、18)は「卒業できてすごくうれしい。最初は自分を表現できず苦しい時もあったが、分かり合える友達と出会い、特に3年に入ってから友情が深まった。リハビリの勉強をして、最終的には沖縄に帰ってきたい」、大阪府の専門学校に進学する野原葉月さん(商業科会計システムコース、同)は「少し寂しいが、楽しみな気持ちの方が大きい。将来は医療事務の仕事に就き、八重山に戻ってきて地域に貢献したい」とそれぞれ抱負を語った。

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