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石垣市住民投票を求める会(金城龍太郎代表)が…

 石垣市住民投票を求める会(金城龍太郎代表)が地方自治法に基づき石垣市に条例制定を求めた平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案が去る1日の市臨時議会で否決され、約1カ月が経過した▼十分な審議がなされぬまま野党が採決を急いだ結果が招いた事態とされ、野党議員が条例案の再審議に向け議員発議の準備を進めている。必要な審議を十分行い、ぜひ、署名した1万4263人の思いを形にしてほしいものだ▼だが、本来、この住民投票は議会の同意なく実施が可能だった。石垣市自治基本条例の規定で有権者の4分の1以上の署名で請求された場合、市長は「所定の手続きを経て住民投票を実施しなければならない」と、投票実施を義務付けている▼だが、同条例に肝心な、請求から実施までの手続きが定められていないという。市企画部の大得英信部長は「これまで理念条例と認識していた」として、欠落している条例を補完する規則について調査、研究しているという▼この条例が機能しなければ、いくら署名を集めても、その時の議会勢力、議員の考えで市民の投票権が左右されることになりかねない▼今回の住民投票の請求事例を教訓に、まずは、欠落している手続き部分の規定を優先する必要があるのではないだろうか。(下野宏一)

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