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YVB 19年、目標値142万人に設定

ことしの目標値達成を左右するクルーズの寄港。31万5000人の来島を見込んでいる=6日午前、クルーズ船専用岸壁

ことしの目標値達成を左右するクルーズの寄港。31万5000人の来島を見込んでいる=6日午前、クルーズ船専用岸壁

八重山入域観光客数 消費額978億円を期待

 八重山ビジターズビューロー(会長・中山義隆市長、YVB)は、2019年の八重山入域観光客数目標値を142万人に設定した。18年は来島見込み数を示す「予測値」で141万人としていたが、20年の150万人達成に向け、従来の目標値に戻して質の底上げに臨む。観光消費額は推計で978億円が期待される。ただ、実績ベースで昨年の約138万人から4万人の上積みが必要で、YVBは「簡単ではない」としながら、国内外直行便の就航維持と拡大を軸に誘客展開を図る構えだ。

 YVBによると、ことしは空路入域で110万5000人(国内105万8000人、国外4万7000人)、クルーズ船の海路入域で31万5000人の来島を見込んでいる。

 昨年は、前年比6931人(0・5%)減の137万9715人で15年以来3年ぶりに前年割れしたが、1989年の統計開始以降、過去2番目に高い数値。特に観光消費額推計は前年を95億6000万円(11・2%)上回る過去最高の945億7000万円を記録、初めて900億円を突破した。

 YVB事務局は目標達成に向けた鍵として、観光客数を下支えしているクルーズ船の寄港動向に注目。昨年は前年から25回少ない107回で、来島客は33万7850人(前年比5万7498人減)にとどまった。10万㌧を超える大型クルーズ船の寄港も前年より23回減の18回となったため、台風など外的要因以外での安定寄港に期待する。

 県は、東京五輪の開催や那覇空港第二滑走路の供用開始の20年に八重山への観光客数を150万人と試算。YVBは沖縄振興特別交付金を活用した国内外マーケティングのほか、国内初認定の星空保護区や今後の登録が期待される西表島の世界自然遺産などで他の観光地と差別化した観光コンテンツを発信する。

 25日午後、市役所庁議室で記者発表した会長の中山義隆市長は「圏域一丸となった誘客活動と質の向上を指向した受け入れ態勢の整備、自然環境保全との共生で持続可能な八重山圏域観光と目標達成を目指す」と期待した。

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