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台湾に関心のある人たちが参加する交流会が…

 台湾に関心のある人たちが参加する交流会が17日午後、宜野湾市内で開かれた。台湾に留学中の沖縄出身学生3人が一時帰国の機会を使って企画。約50人が参加した▼「台湾へ留学する前にやっておけばよかったことはなんですか」との質問に、3人のうちの1人、Aさんは「日本統治期のことを知っておいたほうがいい」と答えていた。「その知識だけではなく、日本統治期の台湾に対する自分の思いを語れることが大事」とも▼台湾には、半世紀にわたって日本が統治した歴史がある。その歴史は、日本がどう台湾と向き合ってきたのかを浮き彫りにする▼県内では、台湾の大学を目指す学生が急増し、「琉球新報」によると、留学に必要なビザの発給件数は3年で5倍となった▼日本語が通じない環境にどっぷりとつかる生活は刺激的だ。加えて、周りから自分の立ち位置を問われ続けることにもなる。Aさんの回答は、こうした「問い」に対する自身なりの応答といえる▼八重山は、日本統治期の台湾へ渡った人が県内でも特に多い。八重山の高校生の中には、祖父母以上の世代がどう生きてきたかをたどってみると、かつて台湾で生活していた人に行き当たる可能性が少なくない。自分のルーツが、隣国と向き合うための姿勢を教えてくれるかもしれない。(松田良孝)

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