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障がい者共学 重要性強調

ハンディを持った者が自分らしく生きるためのメッセージを発信した高良翔大さん=22日夜、大浜信泉記念館多目的ホール

ハンディを持った者が自分らしく生きるためのメッセージを発信した高良翔大さん=22日夜、大浜信泉記念館多目的ホール

高良さん、共生社会実現訴え
生涯学習講演会

 障がい者が自らの障がいを乗り越え活躍できる共生社会を目指すため石垣市教育委員会は22日夜、大浜信泉記念館で生涯学習講演会を実施。先天性骨系統疾患による四肢体幹機能障害の高良翔大さん(29)が講師を務め、自身の経験談を交えながら、学校などで障がい者と健常者が共に学ぶインクルーシブ教育の重要性を説いた。参加者へ「障がいを持つ僕にできて皆さんにできないことはない」と強調し、共に助け合う社会の実現について訴えた。

 高良さんが他人との違いに気付き始めたのは小学生の頃。家族の支えもあり、他人との違いを強みとして捉えることができるようになった。現在は、沖縄県立埋蔵文化センターの職員として働き、特技のハンドボールを続けながら浦添市当山小学校のコーチを務め、中高英語教諭一種免許、日本ハンドボール協会J級指導員の資格も持つ。

 広島県の高校を卒業後、カナダへ留学したことがきっかけで共生社会に強く関心を抱いた。カナダでは障がい者への理解が進み、調和のとれた社会に感銘を受けたという。

 「より良い社会環境づくり」を目標に、人のために仕事がしたいと思うようになった高良さん。講演の中でインクルーシブ教育についてのポイントを挙げ、「障がい者へ健常者と共通の学びの場を提供し、一人一人違った個性があるので個別に合理的な配慮が必要」と述べた。また、一番伝えたかった事として「誰にでも平等に与えられた『時間』をどう使うかがカギになる。明日は何が起こるか分からないので、きょうという時間を大切にしてほしい」と力強く話した。

  • タグ: 障がい者
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