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特産品交流で地域づくり協定 石垣市と福島県小野町

特産品交流による地域づくり協定書を締結する中山義隆市長と大和田昭町長(右)=22日夕、石垣市商工会館ホール

特産品交流による地域づくり協定書を締結する中山義隆市長と大和田昭町長(右)=22日夕、石垣市商工会館ホール

高校交流から自治体連携へ
産学官、発酵技術で

 石垣市(中山義隆市長)と福島県田村郡小野町(大和田昭町長)は22日、八重山農林高校と小野高校の特産品開発交流を自治体間交流に発展させようと、特産品交流による地域づくり協定を結んだ。両市町は、両校と産業団体、民間事業者などと産学官の連携を構築し、発酵技術を取り入れた特産品、6次化商品の開発などを目指す。

 高校同士の交流は、小野町出身の名誉町民で石垣市の「ゆばなうれ大使」(経済大使)を務める東京農業大学名誉教授・小泉武夫氏(発酵学者)の橋渡しで実現。2016年度から始まり、これまで両地の食材を組み合わせるなど新たな特産品の共同開発に取り組んできた。

 両市町の協定は、これを自治体間のレベルの産学官の連携にまで拡大するもの。双方の1次産品や材料をそれぞれの事業者が商品開発したり、共同でPR・販売したりする。小泉氏が発酵技術について指導・助言を行う。

 協定締結式が同夕、市商工会館ホールで行われ、中山市長は「産学官連携の取り組みを通して特産品、発酵技術を取り入れた特産品、6次化商品の開発、共同PRの促進が期待される」、大和田町長は「協定は両校の交流を産学官に拡大し、友好を深化させ、地域振興を目指すもの。今後の展開に大いに期待する」とそれぞれ述べた。

 琉球大学と福島大学の客員教授を務める小泉氏は「協定を実りあるものにしなければならない。両大学と両校を巻き込んで農産物による経済交流ができないか両大学に話をしてみたい。私も一生懸命応援する」と支援を約束した。

 協定式には市から20人余り、小野町から19人が出席した。小野町から名所の写真パネル、市からミルク面がそれぞれ記念品として贈られた。八重農郷土芸能部が祝いの演舞として「稲摺り節」などを披露、式典に花を添えた。

 【小野町】福島県東部阿武隈山系にあり、四方を標高700㍍を超える山々で囲まれた人口9882人(3440世帯)の町。市街地の標高は400㍍。北部高柴山のヤマツツジ3万株、南部夏井川沿いの1000本桜などが有名。水稲、ミネラル野菜、リカちゃん人形などが特産品。

  • タグ: 特産品交流福島県
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