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きょう2月20日は旧暦の1月16日にあたり、…

 きょう2月20日は旧暦の1月16日にあたり、後生(グショウ・あの世)の正月である十六日祭(ジュウルクニチー)が、八重山各地の墓地で行われる▼この日、島々の墓地には家族連れがどっと繰り出す。はき清められた墓前にごちそうを供えて香を焚き、先祖のみ霊に家族そろって無病息災などを祈願する。先祖との交わりの日、華やいだ雰囲気の独特の光景は八重山の風物詩でもある▼人はいつでもどこにいても、ふるさとが心の支えとなるのではないだろうか。八重山の伝統行事には、仕事などで島を離れた郷友たちが、沖縄本島や本土から帰省する。日ごろ、疎遠になっている親戚にあいさつし、交流を深める。ふるさとの今、昔に感慨を新たにする人も多いと思う▼各家庭では、久しぶりに再会した子や孫の姿に目を細める高齢者の笑顔も見られよう。3世代が一堂に会し、心を尽くして先祖に感謝する▼時代とともに私たちの生活は変化し、伝統行事も少なからず影響を受けることもあろう。しかし、心の豊かさが息づく伝統行事は、時代がどう変化しようとも大切な地域文化として、しっかりと継承していきたい▼気になる天気は予報によると、くもりや雨だが、十六日祭は複雑多様化する社会で先祖への感謝の気持ちを表し、伝統行事の意味を考える日にしたい。(鬚川修)

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