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「子どもの学習権保障を」ペスタロッチ教育祭

すべての子どもの学習権を保障する学校づくりを呼び掛ける木村泰子氏=17日午後、石垣市健康福祉センター

木村泰子氏 校長の責任について語る

 近代教育学・貧民教育の父と呼ばれるペスタロッチ(1746~1827年)の命日にちなみ、遺徳をしのぶ第71回ペスタロッチ教育祭(県教職員組合八重山支部主催)が17日、石垣市健康福祉センターで行われた。大阪市立大空小学校の初代校長として9年間にわたり学校運営をした木村泰子氏が講演し、「すべての子どもの学習権を保障するのが校長の責任だ」と強調した。

 木村氏は、地域の協力を得て学校運営に当たるとともに、特別な支援が必要とされる子どもも同じ教室でともに学び・育ち合う教育を具現化した。この日は「みんなの学校が教えてくれたこと」と題して講話した。

 「教員は税金で雇われ、学校は税金で運営されている。だから校長はすべての子どもの学習権を守ることにしか権利はない。手段を選ばずに、その事実をつくらなければならない」と述べた。

 「障がい児」という言葉については「大空小学校では使ったことはない。上から目線の言葉だから。例えばダウン症のAちゃん、Bちゃん、Cちゃんはそれぞれ違う。ダウン症というくくりにはめ込むことは人権侵害だ」と指摘した。

 全国学力テストにも言及、「目的はあくまでも、授業を行う教員のため。子どもたちのランク付けにしてはいけない」と注意を促した。

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