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地場野菜を学校給食へ 地産地消じょーとーむん

北部地区で収穫され、学校給食に納品されたニンジンに感謝する児童ら=15日午前、野底小学校

北部地区で収穫され、学校給食に納品されたニンジンに感謝する児童ら=15日午前、野底小学校

北部農村活性化協
畑起こし講座で収穫

 石垣島北部の魅力を発掘し地産地消につなげる試み「じょーとーむんプロジェクト」で、石垣市北部農村集落活性化協議会(我喜屋隆会長)は15日、伊野田の農園で展開する畑おこし講座で栽培・収穫したニンジン計5㌔を、伊原間中と野底小の学校給食に初出荷した。週1回の納品を目指す。

 北部4小学校の献立も担当する伊原間中の嘉良亜美栄養教諭によると、北部地区から直に食材を仕入れるのは初めて。「安定的、計画的に出荷してもらえると使いやすい。地産地消につながる」と期待する。

 畑おこし講座は「畑をおこして地域を興す」ことを目的とした取り組みで、ことしで3年目。北部地区の受講生がこれまで土づくり、苗づくり、植え付け、収穫から販売ノウハウまで学んできた。土づくりにススキのチップを使用、農薬や化学肥料を一切使わず、環境にも体にも優しい野菜づくりに取り組んでいる。

 ことしの受講生は20人。昨年10月から5㌃の畑でニンジン。タマネギ、ミニトマトなどを栽培、このうち島ニンジンとニンジンを初出荷した。「形は少しふぞろいだが、甘みがあって味には自信がある」という。

 我喜屋会長は野底小(安谷屋正史校長、34人)で行われた初出荷のセレモニーで「小さな一歩だが、歴史的な一歩。地域の安心でおいしい食材が提供できることは大変すばらしい。北部の農産物ブランドとして発展していく可能性も大いに期待でき、北部らしい地域活性化のあり方が展開できる。給食を通じて地域で育てて作物をどんどん食べてもらいたい」と意義を強調した。

 「北部の活性化のために自分にもできることがあるのではないか」と講座に参加しているマンゴー農家の根本憲吉さん(44)=栄=は「健康的でおいしい野菜を食べてもらいたい」と話し、児童会を代表して又吉琉花さん(6年)が「野菜を残さずおいしく食べたい」と感謝した。

 同プロジェクトは内閣府農山漁村振興交付金を活用した2015年度からの5カ年計画で、次年度で終了する。事務局を担う市農政経済課は、この間に今後の事業展開につながる成果を出したい考え。

  • タグ: じょーとーむんプロジェクト
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