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防衛局が住民説明会

防衛省沖縄防衛局の「建設工事に伴う住民説明会」に出席した住民ら。工事の概要について説明を受ける

防衛省沖縄防衛局の「建設工事に伴う住民説明会」に出席した住民ら。工事の概要について説明を受ける

造成工事の工程表示す

 平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、防衛省沖縄防衛局は7日夜、周辺4地区の住民を対象に「建設工事に伴う住民説明会」を宮良公民館で開き、造成工事の工程表を示した。2月中に仮設安全柵を設置し、3月から赤土流出防止対策と造成工事に入る内容。1月末で売買・賃貸契約を締結したジュマール・ガーデンの約13㌶で本年度内に造成工事を発注するとした。

 4地区公民館が「一方的な説明会」と抗議して不参加を表明していたため、出席者は住民ら13人にとどまった。反対とみられる住民から「住民の大多数が反対していることをどう考えるか」「平得大俣は水脈が通っている場所。環境アセスをどういう形でやるのか」と質問も。

 これに防衛省側は「我が国の安全保障の状況を考えると、南西諸島の空白状態を解消するため工事を進めさせてもらいたい」「水源になっているという意見もあるが、さまざまな対策で大きな影響は与えないと考えている」「本年度中に工事に着手したいので県改正条例の対象とはならないが、環境を無視するわけではない」と回答した。

 説明によると、本年度発注工事は造成工事7件、伐採2件だが、契約締結を終えているのは仮設柵・造成の1件のみ。契約相手は㈱國場組。他は契約の手続きを進めているという。造成工事は2020年12月までの工期を予定。同省側は「準備が整い次第、工事に入る」と述べた。

 出席者からは「工事の前倒しを」「安全保障の状況を聞いて反対の人は危機感を覚えないのか、不思議でならない。そこを力強く打ち出してもらいたい」などの要望があった。

 「反対派が工事を阻止しようとした場合、近隣住民に嫌がらせをした場合、対処するか」との質問に「万が一の状況になれば警察と連携したい」と説明した。

  • タグ: 陸上自衛隊配備計画
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