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初の900億円突破 18年八重山観光消費額

2018年月別八重山入域観光客数と消費額

2018年月別八重山入域観光客数と消費額

2018年の八重山観光入域客数は過去2番目に多い137万9715人を記録したが、クルーズ船の寄港が全体客数の増減を左右している=1月12日午後、クルーズ船専用岸壁

過去最高の945億7000万円
2番目に高い137万9715人

 2018年に八重山を訪れた観光客は、前年より6931人(0・5%)減の137万9715人となり、15年以来、3年ぶりに前年割れしたが、1989年の統計開始から過去2番目に高い観光客数を記録した。2年連続で130万人台を維持している。一方、観光消費額推計は前年を95億6000万円(11・2%)上回る過去最高の945億7000万円と、初めて900億円を突破した。5日、八重山入域観光客数を発表した県八重山事務所の山城秀史所長は「量より質への転換に結びついたのかは言い難い。クルーズ船の寄港増減に入域数が左右されている」と指摘した。

 空路の国内線は全体で前年を5万567人(5・1%)上回る104万1865人と好調に推移。特に羽田線29万1132人(前年比4万8615人増)、大阪(関空)線13万2360人(同3441人増)、福岡線2万3172人(同1万2040人増)とけん引した。

 国際線は香港線3万4967人(同1954人増)、台湾線8061人(644人増)。

 クルーズ船は前年比25回減の107回にとどまり、来島客は33万7850人(同5万7498人減)。10万㌧を超える大型クルーズ船の寄港も前年より23回少ない18回だった。

 入域観光客数の前年割れについて県八重山事務所は、台風の接近が前年に比べて3回多い6回あったほか、好調な国内外空路と対照的にクルーズ船の寄港回数が伸び悩み、観光客数の引き上げに影響したことを要因に挙げた。

 昨年の八重山ビジターズビューローが設定した観光客数予測値の141万人には約3万人届かなかった。

 山城所長は「昨年、クルーズ船専用岸壁が暫定供用されたが、船会社などからの評価が分からない。寄港回数が大幅に減少した分析が必要」と話し、ことしの入域動向には「宿泊日数を延ばす課題はあるが、マイナス要因は見当たらない。前年を上回る見込みだ」と期待した。

  • タグ: 入域観光客数
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