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石垣市民が市民の代表である議員を選挙で選ぶ…

 石垣市民が市民の代表である議員を選挙で選ぶ。平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案が、市議会で否決され、選良としてのプロ意識を問う上で、託した1票の重みを考えざるを得ない▼次代を担う若者たちの思いと、署名した1万4000人余の市民が制定を求めた重み。いずれにおいても市民尊重が置き去りにされ、与野党が政治の駆け引きに終始した感は否めない。可否同数の議長判断での否決は、石垣市の平和行政の分岐点として歴史に刻まれることになろう▼沖縄防衛局は、2月中にも駐屯地用地の造成に着手する方針を示している。だからこそ、条例案を何としても可決させることが野党の使命であったはずだ。こともあろうに、国政ばりの強権的手法で突破を図ろうとは、あまりにも知恵がなさすぎる▼昨年10月、辺野古基地建設の賛否を問う県民投票条例に反対する意見書が市議会与党によって可決された際、小欄で議会が乱暴すぎると批判したが、今回、よりによって野党までが同類となるとは情けなやである▼目先のことだけに心を奪われ、条例内容が一切、論議されず結果的に安倍政権;忖度議会;の様相を呈した▼だからといって、子や孫たちの未来の平和を願う市民がいる以上、否決された民意、これにて幕切れとはいくまい。(鬚川修)

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