八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

悩みへの支援方法学ぶ

傾聴の実習で、隣の人の話に対して耳を傾ける参加者ら=2日午後、市健康福祉センター視聴覚室

傾聴の実習で、隣の人の話に対して耳を傾ける参加者ら=2日午後、市健康福祉センター視聴覚室

自殺対策養成講座 上原氏と慶留間氏が指導

 本年度石垣市自殺対策ゲートキーパー養成講座(市主催)が2日、市健康福祉センター視聴覚室で開かれ、市民約30人が参加し、日本産業カウンセラー協会沖縄支部の上原勉氏と慶留間由美子氏から、悩みを抱える人に対する支援の方法などを学んだ。

 ゲートキーパーとは「命の門番」と位置付けられ、自殺を考えるほどの悩みを抱える人に気づき、寄り添いながら必要に応じて関係機関につなぐことができる人のことで、2006年の自殺対策基本法制定以降、全国で養成が進んでいる。市障がい福祉課によると、市内の自殺した人の数は09~17年までの9年間で119人に上っている。

 講習ではゲートキーパーが行う支援の方法について、▽自殺の方法について計画を練っているかなどの事実を確かめる▽精神状態について評価せずにそのまま受け止める▽一方的に説得せず相手に促すように医療や関係機関への相談を勧める|などと説明。

 また、相手の悩みに耳を傾ける「傾聴」の方法について実習。傾聴するときに大切なことは、▽話しやすい環境▽話の腰を折らない▽進んで自分の経験談を話さない▽温かみのある雰囲気でゆっくり話す|などと解説した。

 講師の慶留間氏は、「こんなささいなことを話してよいのかという人がいるが、『話してくれてありがとう』とねぎらい、話してよかったのだと伝えることが大切」などとアドバイス。

 上原氏は「家族や親戚、職場など身近な人を気遣い、思いやることから」と呼び掛けた。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム