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日本人の知人と基隆を訪れ、市内のギョーザ

 日本人の知人と基隆を訪れ、市内のギョーザ屋に入った。台北からチャーターしてきたタクシーの運転手が勧めてくれた店である▼日本人が入っても、わざわざ日本語で対応してくれるようなことはない。客は地元の人だけ。知らない土地に足を踏み入れたことを実感させてくれる▼私たちが食事をしている間、運転手はタクシーのそばで待っていた。店で食事を済ませればいいのに。筆者と知人はそう思ったが、運転手には理由があった。まず、タクシーを路上駐車していたので、警察が来た場合に事情を説明しなければならない。もうひとつは、運転手なりの主義にかかわることである▼運転手が客と一緒に店に入った場合、運転手が店側からなにがしか受け取っていると客に誤解されかねないというのだ。バックマージンという商慣行はなかなか否定しづらいが、食事代にコミッション分が上乗せされていると気付いたら、客としては確かにあまり気持ちのいいものではないだろう▼運転手は言った。「お客さんには、なるべくお金を使わずに旅行を楽しんでほしい」。この店のギョーザは10個で約230円。味も申し分ない▼1週間に雨が8日降ると言われる基隆だが、この日は青空。小さな旅が快適だったのは、基隆らしからぬ好天ばかりが理由ではない。(松田良孝)

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