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事業系ごみが過去最多に 石垣市

石垣市のごみ排出量の推移

石垣市のごみ排出量の推移

石垣市の種類別ごみ排出量の推移

観光客増加背景に拡大
生活系と僅差、資源も増

 石垣市環境課は市のごみ処理実績とごみ排出量の将来予測をまとめた。2017年度のごみ排出量は2万3974㌧で過去2番目に多かった。このうち事業系ごみは観光客や宿泊施設、飲食店舗の増加に伴い前年度比269㌧増の1万1811㌧と、過去最多となった。生活系ごみも人口増で同比125㌧増の1万2163㌧に伸びた。年間で市民1人1日当たりの排出量は1334㌘と、観光客の排出量で引き上げられ、全国平均の925㌘、県平均の854㌘を大きく上回った。予測最終年の2022年ごみ排出量は、人口5万2000人に対して年間2万7001㌧を見込んでいる。

 市のごみ排出量は2013年3月の新石垣空港開港後、観光客の急増を要因に13年度から拡大。特に事業系ごみ排出量は、ピークだった15年度の1万1800㌧を17年度で上回り、ごみ量の増加で処理機能への負担が懸念されている。

 同時に市民1人1日当たりの排出量も増加し、15年度に初めて1300㌘を突破以降、増減を繰り返しながら同台を維持しているのが現状だ。

 一方、種類別ごみ排出量では資源ごみの増加が著しく、ごみの資源化量推移でも紙類が最多の3409㌧で全体の約65%を占めている。

 同課の予測によると、今後のごみ排出量は人口と観光客の増加を背景に2022年度までに年間359~554㌧増える試算。22年度に2万7001㌧に到達する見込みだ。

 17日に開かれた市一般廃棄物処理施設延命化対策検討委員会で市民のごみ排出量について同課担当者は「ごみの排出量は人口で割るので、1人当たりの排出量が自然と高い値になる」と理解を求めながら、「ごみ量の拡大で処理施設への負担が大きい。新たなリサイクル方法も探りたい」と現状を訴えた。

 委員長の堤純一郎琉球大学工学部工学科教授は「事業系ごみが生活系ごみと同量になろうとしている。事業系ごみの増加が全体に影響している」と事業系ごみ量の増加に警鐘を鳴らした。

 市のごみ排出量は、同課が18日までにまとめた市一般廃棄物処理施設延命化計画の素案で分かった。

  • タグ: ごみ
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