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救急出動、過去最多の2592件 18年市消防

2018年災害種別件数

2018年災害種別件数

年別事故種別搬送人員数

搬送不要は320件で約12%

 石垣市消防本部(宇根規光消防長)の2018年の救急出動件数は年間2592件(前年比99件増)、一日の平均出動は7・1件で、3年連続で過去最多となった。このうち、搬送の必要がなかった出動は320件(同54件減)で、全体の約12%を占めた。観光客の搬送が年々増えており、同本部は「全国版救急受診アプリQ助を活用するなど、可能な範囲で適正利用の協力を」と呼び掛けている。

 同署によると、入域観光客の増加に伴い、レンタカー事故の負傷者や寄港クルーズ船内で発生した急患などの搬送が増えており、管外に住所を有する者の救急搬送件数は、16年が337件、17年が381件、18年が459件と増え続けている。

 同本部は救急車を本署に2台、川平、伊原間出張所に各1台、計4台を所有しており、救急車2台が同じ時間帯に出動する「ダブル出動」が、昨年は246件(同3件減)あった。本署の救急車がダブル出動している最中に市街地で救急要請があった場合、出張所の救急車で対応しなければならず、救急隊の現場到着が遅れる可能性がある。このような「トリプル出動」は17年より14件増え22件あった上、4台出動も1件(同増減無)あった。

 同本部の救急隊員は「出動が重なると重症者に対して助けが遅れるおそれがある」と危険性を指摘した上で「けがや病気になると不安でパニックになるし、一般人が症状の軽重を自己判断することは難しい。診断アプリを活用するなど、各自ができる範囲で救急車の適正利用に協力してほしい」と呼び掛けている。

 昨年の警防出動は190件で、自動火災報知機の誤報や危険物除去などの「警戒出動」が115件と最も多かった。

  • タグ: 消防本部救急出動件数
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