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指摘箇所修正し対応 推薦区域1987㌶増の2万822㌶へ

再推薦における前回推薦地・緩衝地帯からの境界修正箇所(環境省那覇自然環境事務所提供)

再推薦における前回推薦地・緩衝地帯からの境界修正箇所(環境省那覇自然環境事務所提供)

世界遺産

 【西表】世界自然遺産登録に向け政府は、前回の推薦書でユネスコの諮問機関・国際自然保護連合(IUCN)から指摘された箇所を修正し対応していく。西表島では西部、北西部の河川流域や南東部を緩衝地帯から推薦地に編入し境界を修正。区域は前回より1987㌶増の2万822㌶。推薦地などを適正に管理・反映するためモニタリング計画を策定して経過を分析する。県は観光管理計画を示し町が担保として▽指定区域への立ち入り制限▽ガイド事業者の登録▽イリオモテヤマネコへの観察方法—など利用ルールの条例を制定する。

 推薦地は島全体の面積2万8961㌶の約72%を占める。400種以上の魚類が生息する県内最長の浦内川や、かつての水田跡が残る仲良川のほか、ヒナイ川、仲間川周辺6カ所を編入。一方、古見のサキシマスオウノキ群落南の推薦地は面積が小さいことから緩衝地帯に修正した。

 IUCNの指摘で評価基準を生物多様性のみに絞り▽固有種・絶滅危惧種への人的影響の低減▽環境を脅かす外来種の減少▽推薦区域や周辺の観光利用が持続可能な方法で行われていること—などをモニタリングするための基本方針が推薦書に添付され、実効性のある観光管理への仕組みづくりも急がれている。

 町は、西表島等特定観光資源保護、竹富町観光案内人、イリオモテヤマネコ交通事故対策の各条例(いずれも仮称)を2019年度内の制定を目指し検討委員会の立ち上げ準備を進めている。

  • タグ: 世界自然遺産登録西表島
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