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「だから言ったではないか。はやくに軍部の

 「だから言ったではないか。はやくに軍部の妄言をいさめなければ、その害の及ぶところ実に測り知るべからずものがあると」▼軍国主義が台頭する時代、信濃毎日新聞の主筆を辞した後の桐生悠々が「他山の石」に書いた記事だ。あの時代によくここまで論陣を張ったものだ▼中山義隆市長は名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票をすっ飛ばし、石垣市民の投票の権利を奪ってしまった。県条例と地方自治法、憲法に違反していると多くの学者が指摘しているにもかかわらずにだ▼去年12月28日付の小欄で書いたことが現実になった。県民投票反対派の市議らの意見や市長らの判断に対して、統一した意見や答弁のマニュアルがあるのかと勘繰りたくなると。市長も持っているのかと▼それが明るみに出た。県民投票は否決すべしなどと記した資料を弁護士の国会議員が作成していたのだ。16日の記者会見で国会議員は、市町村議員の勉強会で質問に答えたまでだ。圧力をかけたことは微塵もないと弁明した▼石垣市ではそれに乗っかっていたのが中山市長と与党市議ではないのか。県民投票不参加を表明した市では市民らによる損害賠償請求と市長、与党市議らのリコールの動きまで出始めた。「だから言ったではないか」では済まされなくなる。(金城正洋)

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