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隔ての海を結びの海に

海洋シンポジウム開催について発表する(右から)通事太一郎政策推進課長、西大舛髙旬町長、前鹿川健一副町長=10日午前、町役場2階大ホール

海洋シンポジウム開催について発表する(右から)通事太一郎政策推進課長、西大舛髙旬町長、前鹿川健一副町長=10日午前、町役場2階大ホール

竹富町が海洋シンポ開催へ
課題や将来像考える

 竹富町海洋シンポジウム「隔ての海を結びの海に~ゆんたく島つなぎ~」(竹富町主催、NTT西日本沖縄支店、学校法人角川ドワンゴ学園協力)が20日に開催されるのを前に10日、町は概要などを発表した。町役場を主会場に、町内の有人島6島、7会場をテレビ会議システムで結び、同時中継する。町は海洋文化に沿った基調講演、小中学生クイズ選手権、各島民同士のパネルディスカッションなどを通じて、町民一人一人が海をテーマに町の課題や将来像について考えてもらおうと、多くの参加を呼び掛けている。

 シンポジウムは竹富町制施行70周年を記念した目玉事業の一つ。昨年6月に策定した第2次竹富町海洋基本計画の主要施策を各プログラム(番組)別にPRしていく。今年度から一部地域で供用が始まった光ブロードバンド等の通信回線を活用することで、町民が島にいながら会場に設置されたスクリーンやモニターを視聴でき、体操、合同討論会、打ち上げ宴会に参加できる。

 会場は町役場、▽竹富町離島振興総合センター(西表島東部)▽中野ちゅらゆな館(同西部)▽小浜公民館(小浜島)▽黒島伝統芸能館(黒島)▽波照間農村集落センター(波照間島)▽竹富まちなみ館(竹富島)▽鳩間島コミュニティセンター(鳩間島)—の7カ所。このほか、沖縄本島や東京都とも中継をつなぐ計画。各会場への入場は無料、時間は午後1時~同8時半まで。

 プログラムは▽島々を結ぶいきいき百歳体操▽郷土の歴史や風土を自慢する小中学生クイズ選手権▽各会場の町民が自由参加できる合同討論会「海をテーマに海を越えて島の未来を語ろう」▽有識者による基調講演—など。 

 最後は昨年9月に開催した東京国立劇場公演の収録映像を同時上映し、「ぶがり直し」をする。

 県内でも例を見ない形のシンポジウムに西大舛髙旬町長は「町の島々は海で隔てられているが、これからは島同士を結ぶ海として島の振興、発展に向け取り組みたい。シンポジウムでさまざまな意見を頂戴し、我が町の100年後を一緒に考えたい」と成功に期待を寄せた。

 通事太一郎政策推進課長は、通信環境の改善がシンポジウムを可能にしたことに触れ、「島にいながら他の島のイベントに参加できる。双方向での会話も可能なのでオンラインで海洋文化をテーマに意見を交わすことができる」と特徴を説明した。

 シンポジウムの中継は、町のホームページからリンク先へアクセスし視聴もできる。

  • タグ: 竹富町海洋シンポ
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