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すまむに(方言)では、残念至極を「いなむぬ」と言う…

 すまむに(方言)では、残念至極を「いなむぬ」と言う。今年は日本中では災い、沖縄ではいなむぬの多い年だった。島でのいなむぬの最大は基地配備を主導する沖縄防衛局の拙速ぶり▼辺野古埋立の遅れを法治国ゆえの許認可などの諸手続きのせいと考えたのか、石垣では法に基づき公聴会、公告と先手先手で進めている。加えて国の専権事項に理解があり、将来、代議士を目指すと噂のある島の首長や市議が団体を巻き込み推進軸として動き、開発着工へ向け備えを固めている▼そこへ思わぬ災いが。12月の市議会で、予定地のゴルフ場が都市計画法に違反し、市の自然環境保全条例もすり抜けているのでは、との指摘▼役所は条例制定前のことなのでわれ関せずと装うが、世間は開発に対する環境軽視思考は、役所もゴルフ場も沖縄防衛局も同列で、類は友を呼ぶと冷ややか▼最近すまむにで「あがやー=しまった・残念」と記されたのぼりが基地による環境悪化を懸念し話し合いを求めているおもと集落辺に立った。配備を残念と思う「於茂登に向かいての会」が立てたもの。こんなのぼりを立てさせてしまう強権こそ「いなむぬ」の極み▼一等いなむぬを感じていいのはゴルフ場を奪われる若いゴルファーたちだと思うが黙しているのはなぜなの。(仲間清隆)

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