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53年ぶり建て替え 地域住民ら完成祝う

新築された真乙姥嶽拝殿の前で披露された南風ぬ島カンター棒=23日午後、真乙姥嶽

新築された真乙姥嶽拝殿の前で披露された南風ぬ島カンター棒=23日午後、真乙姥嶽

「真乙姥嶽」拝殿

 四ケ字豊年祭で世願いの嶽と市内新川の重要祭事を執り行う「真乙姥嶽」の拝殿が23日、53年ぶりに新築された。同日午後には、地域住民や四ケ字と双葉の旗頭に見守られて落慶した。新拝殿は100年拝殿をコンセプトに、神が地域と民を見守り抱きかかえるイメージを具現化して円環状の雨端(アマハジ)を用いた腰当(クサティ)形の拝殿。境内のどこからでも中心を見られるようになり、豊年祭時の招待席は旧拝殿時より12席増の82席となった。 

 旧拝殿は1965年に建立されたが、老朽化で雨漏りが激しく、年間行事や祭事などに支障を来すとして住民から改築を要望する声があり、新川公民館が真乙姥嶽拝殿新築事業期成会(入嵩西正治会長)を設立して新築工事事業を進めてきた。

 総工費は地域住民や関係者からの募金などで1000万円を捻出。期成会によると、18日現在で1115万円が寄せられている。

 式典前の真乙姥嶽には、新拝殿の完成を祝おうと各字の旗頭が集まり、落慶に花を添えたほか、南風ぬ島カンター棒保存会が南風ぬ島カンター棒を披露した。

 入嵩西期成会長は「真乙姥嶽は地域住民が協力し、仕事に自信と誇りを持ち、無病息災を祈る場。寄付者や建築工事関係者のご協力に感謝したい」と述べた。

 四ケ字会長の大浜慶功石垣字会長は「歴史的な事業を記念すべき日。100年嶽として地域を見守ってくれる」と期待した。

 終了後は新川公民館に場を移して祝賀会が開かれた。

  • タグ: 真乙姥嶽新川公民館
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