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「日米同盟のためではない。日本国民のためだ」。…

 「日米同盟のためではない。日本国民のためだ」。14日、名護市辺野古の海に土砂を投入した責任者の岩屋毅防衛大臣はこう言い切った▼「日米同盟」のためでなければアメリカのための新たな基地を沖縄に造る必要はない。「国民のためだ」というのならこの国に沖縄県民は存在しないことになる。面白いではないか▼先週、小欄で書いた県外の機動隊員による「土人発言」と岩屋大臣の発想に何の変わりがあろう。1952年のサンフランシスコ講和条約で沖縄をアメリカに切り渡した構図そのものではないか▼戦後、圧政の限りを尽くした占領軍に対し沖縄の人々は27年の歳月をかけて非暴力の「島ぐるみ闘争」で日本国憲法への復帰と自治権回復を勝ち取った。73年たって再び日本国民ではないと突き放されようとは▼沖縄は日本じゃなかったのね。では日本国民でない沖縄県民が住む島々に辺野古新基地を、石垣島の自衛隊基地を断固造ると強弁する政権とは一体何者であろう。全く理解に苦しむばかりだ▼世界中で辺野古とこの国の自衛名目の軍備拡大を懸念するニュースが駆け巡っている。アジアからの観光客で潤いながら、沖縄に土足で上がり込み基地を造り沖縄とアジアを敵視するこの国と八重山の為政者。万国津梁の精神はどこに行った。(金城正洋)

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