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国会で多用される「ご飯論法」。すり替え、

 国会で多用される「ご飯論法」。すり替え、ごまかし質問をはぐらかす。答えるけれど肝心の論点には何も答えない。今年の流行語大賞候補にノミネートされたが、そのうさんくささから大賞を逃した。本来の意味がすり替えられた言葉の数々を拾ってみる▼「ていねい」。数の力でごり押しすること。安保関連法、カジノ法に外国人労働者受け入れ拡大の入管法国会論議。何でもかんでも強行採決こそ民主主義と言わんばかりの厚顔無恥。少数意見を尊重し議論を尽くしてこその多数決だろうに▼「対話」。ていねいに進めているように国民に見せかけるため1カ月かけて、たった3回協議すること▼「唯一の解決策」。SACO合意から22年間も思考停止すること。「負担軽減」。普天間の痛みを辺野古におしつけること。「前のめり」。国が率先して法律や条例の規制をかいくぐること。石垣でも同じ構図だ▼「寄り添う」。仲良し親子か、恋人どうしか、あるいは老夫婦か。互いを信頼しきった、ほっこり心温まる情景が浮かぶが、まったく違う。もたれかかるどころではなく、全体重をかけてのしかかり、民意を押しつぶすたくらみ▼ジュゴンなど多くの絶滅危惧種がすむ豊じょうの海を埋め立てることを「寄り添う」というのか。天をも恐れぬ所業、すり替えだ。(慶田盛伸)

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